LABOR IN ACTION イングラム1号機 の紹介です。
発売日 2002年3月 価格 1700円
パッケージ裏。
AV-98 イングラム 1号機
後ろ姿。
「レイバー」それは産業用に開発されたロボットの総称である。
建設・土木の分野に広く普及したがレイバーによる犯罪も急増。
警視庁は特科車輌二課パトロールレイバー中隊を新設してこれに対抗した。
通称、パトレイバーの誕生である。
MOBILE SUIT IN ACTION!!シリーズの派生玩具として生まれた「LABOR IN ACTION(レイバー・イン・アクション)」略称「LIA」。
こちらは「機動警察パトレイバー」に登場するロボット「レイバー」のアクションフィギュアとなっております。
バストアップ。
基本的にMIAシリーズと同等で、PVC素材メインのパーツ構成になっています。
頭部。
メインカメラはクリアパーツによる再現。
本体の成型と比較するとマスク部の塗装と色味が合ってないところが少し残念です。
横顔のかっこよさ。
頭部アンテナにはしっかりと文字がタンポ印刷されています。
ボディ。
露出した関節カバーはライトグレーの塗装で、MIAシリーズ同様スミ入れが施されています。
首下のコクピット。
フロント部分にもクリアパーツが使用されており、露出部の造形もしっかりと再現。
後ろから。
パトランプはクリアパーツが使用されており、接続の軸がランプ内部に見えるよに工夫されています。
後ろ姿もかなりかっこいいですね。
肩のマーキング。
イングラム1号機は映像作品によってカラーリングやマーキングが異なるんですが、おそらく劇場版1号機がモチーフ。
腰回り。
ナンバープレートにはしっかり数字がプリントされています。
下半身。
PVC成形ですがガンダム系よりもメリハリがあり、カッチリとした造形で仕上がっていると思います。
足裏造形。
肩、腕、肩アーマーはそれぞれボールジョイント接続。
肘は90度まで曲がります。
膝は片膝立ちがギリギリできる程度で股、足首がボールジョイント接続になっています。
よくも悪くもMIAと同じくらいの可動域です。
発売日は2002年3月なので劇場版「WXIII 機動警察パトレイバー」後にリリースされた商品となります。
MIAだと第二期シリーズ前半と同期になるんですが、価格1700円は当時のMIAシリーズの中だと少し割高に感じたかもしれませんね。
2001年、2002年はプラモデルシリーズがメインでMGでの商品展開が進められていた時代。
当時レイバーのアクションフィギュアは非常に珍しく、海洋堂のリボルテックシリーズがスタートするまではLABOR IN ACTIONくらいしかなかったかと思います。
最初で最後のラインナップ。
なんとLABOR IN ACTIONはイングラ1号機のみの発売でシリーズが終了してしまいました。
2号機、グリフォンくらいは出してほしかったところですが、短命で本当に残念です。
付属品「シールド」
警視庁と書かれたシールド。
左腕に取り付け可能です。
スタンスティックの取り外し。
シールド内に収納されており、実際に引き抜きが可能です。
さらに持たせるための専用ハンドパーツが付属しています。
付属品「スタンスティック(長)」
左腕シールドに内蔵している伸縮式の対レイバー用電磁警棒。
レイバーの関節や部品の隙間に突き刺すことで回路をショートさせ無力化できる。
ノア「軍用レイバーなんかに負けないぞ!」
シールド内に収納されているスティックとは別にもう1つ付属しています。
「今だ!覚悟ぉぉ!」
脚部のギミック。
右足の脚部には収納ベイが設けられており開閉可能。
内部にはリボルバーが収納されています。
塗装もしっかりと施されていますね。
腕部ギミック。
引っ張ることでマニピュレーターの伸縮が可能です。
LABOR IN ACTION イングラム1号機 のここが凄い!!
小スケールフィギュアながらも劇中さながらのアクション動作をパーツの差し替え一切なしで再現。
LABOR IN ACTIONの名に恥じない、メカ設定を十分に活かしたギミックが素敵だと思います。
付属品「6連装リボルバーカノン」
「もらったぁぁ!」
脚部に収納している6発装填の単発銃。
弾丸の大きさもペットボトルサイズで、通常は貫通性の低いホローポイント弾を使用するが磁気ネット弾や対生物用ウィルス弾も使えます。
付属品「90mm連装ライアットガン(短)」
シバシゲオが4ヶ月と16日かけて作り上げた口径90ミリのレイバー用ショットガン。
弾を装填したままチャンバラをやると暴発する。
付属品「90mm連装ライアットガン(長)」
ストック部分が伸びた状態のパーツ。
2つもライアットガンが付いてくるとは何とも太っ腹。
付属品「フェイスガード状態頭部」
こちらは頭部を丸ごと差し替えます。
ゴーグル部は塗装で表現されていますね。
「アルフォンスをなめんなよぉ!」
胸部ギミック。
ガシャン!
コクピットハッチの開閉が可能です。
開閉と連動してコクピット内のモニターが連動して前方に飛び出します。
小さいながらに凝ったアクションギミックが魅力的ですね。
ハッチを取り外すとこんな感じ。
内部はシートのディテールまで再現されています。
MIAシリーズと一緒に。
発売日が比較的近いガンダム(セカンドバージョン)と並べてみましたが、イングラム1号機のほうが少しサイズが大きめでした。
違うよ。
「そのシルエットは...まさかグリフォン!?」
リボルテック イングラム1号機と並べて。
リボルテックのほうは関節の間隔が長く全体的に細め。
LABOR IN ACTIONの方がアニメに近いプロポーションです。
リボルテックはTVアニメカラーでアンテナ部の塗装が異なります。
後々発売されたリボルテックレガシーは劇場版カラーになっていると思います。
リボルテック イングラム2号機と一緒に。
やっぱりメインカメラ部分がクリアカラーだと見栄えますね。
vs リボルテック イングラム零式
LABOR IN ACTIONとは関係ありませんが、ついでにこんな商品も紹介。
こちらは2002年頃に発売されたキャラウィール29 「98式特型指揮車」。
事件現場で指揮およびバックアップを行う小型自動車です。
ホットウィールから派生したバンダイのミニカーなんですが、パトレイバーの引き立て役として重宝されています。
さらに、
シーエムズコーポレーションより発売された「機動警察パトレイバー コレクションフィギュア」。
こちらは同じメーカーの「BRAVE合金イングラム」のスケールに合わせて作られた「特車二課第2小隊セット」です。
LABOR IN ACTIONやリボルテックに対してだとスケールが合わないような気がするんですが、こちらも引き立て役としては十分なアイテムだと思います。
廃棄物13号
「機動警察パトレイバーWXⅢ」に登場する怪獣のような敵。
200円のガシャポンシリーズですがこれが唯一の立体物。
サイズは小さいけどめっちゃ出来が良いので見かけたら是非購入をおすすめします。
以上「LABOR IN ACTION イングラム1号機」 レビューでした。
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