
HGCE 1/144 ストライクダガー の紹介です。
発売日 2022年12月 価格 1650円

GAT-01 ストライクダガー

後ろ姿。

機動戦士ガンダムSEEDより、地球連合軍の初の制式主力MS「ストライクダガー」がHGシリーズで商品化。
こちらはプレミアムバンダイ限定で販売されたプラモデルとなっております。

キットは2021年04月に発売された「HGCE 1/144 ダガーL」がベースで、一部新規造形と成形色で再現されています。
ストライクダガーはSEED放送当時にコレクションシリーズで発売されましたが、以降キット化されておらずHGシリーズでは今回が初めてになりますね。

バストアップ。
写真はスミ入れと部分塗装を施した状態。
なんと今回はホイルシールが一切付属しておらず、パーツ分割と成形色による色分けでほぼ再現されています。

説明書は簡易的なタイプ。
ストライクダガーはマイナー機体ではないので、説明書に解説テキストがないとやや寂しい感じがしますね。

頭部。
新規造形パーツで左側にはイーゲルシュテルンが装備されています。

バイザーと頭部センサーはクリアブルー。
右側のアンテナは別パーツ構成なので完璧な色分けになっていますね。

バイザー内部のディテールも再現。
内側をメタリックシルバーで塗装するとクリアパーツがより明るくなり見栄えが良くなると思います。

頭部後ろのセンサー部分もクリア成形。
前部もですが、センサー部は色が暗く見えずらいので塗装したほうがいいかもしれませんね。

胸部。
外装はすべて新規造形でコクピットハッチはダガーLとは違いフラットなタイプになっています。

腰回り。
サイドアーマーのみ新規パーツ(サーベルラックが無いタイプ)でフロント、リアアーマーはダガーLと共通。

背部。
設定ではストライカーパック非対応ですが、中央の蓋とサーベルホルダーを取り外すことでストライカー各種を装備させることができます。

下部スラスターは非可動。
ノズルの縁はレッドで塗装しております。

腕部。

肩アーマーは新規パーツ。
ストライクガンダムに似た形状なので、ソード、ランチャーストライカーの肩パーツを取り付けることが出来ると思います。

二の腕から下はダガーLと共通パーツ。
成形色のみ異なります。

脚部。
下半身はすべてダガーLと共通。

後ろから。
後部スラスター別パーツ構成で上下に可動します。

足は足首の付け根部分のみ色が一部足りないだけで、基本的な色分けは成形色で再現されています。

頭部はボールジョイントで少し上方向に引き出しが可能。
腰は軸によるロール可動に加えて前後左右にスイングさせることが出来ます。

肩はボールジョイントとポリキャップの受けで前後のスイングも可能。

肘は二重関節。
ストライクガンダムやビルドストライクと同じです。

膝は二重関節。
見ての通りシンプルなMSなので広い可動域になっています。

足首は前後のスイングとボールジョイントによる可動。

アクション!!

後発という事もあり、ダガーLをベースとした設計で共通するパーツがかなり多め。
組みやすくシンプルによくできたキットになっていると思います。




付属品「57mmビームライフル」「対ビームシールド」

対ビームシールドはダガーLと同じ造形。

シールド裏は真っ白なので塗装が必要です。
ハンドグリップと背中へのマウントギミックは省略されています。

シールドはアタッチメントを介して腕部に接続。
2か所取り付け可能でそれぞれボールジョイントになっています。

M703 57mmビームライフル。
こちらは新規造形。

フォアグリップが別造形で可動。

グレー1色だけなのでスコープ部分のみ塗装が必要です。

アクション!


量産機用としては初の外部電源型ビーム銃器。
デュエルのビームライフルの改良型であり、同時代のザフト量産MSの装甲ならば一撃で貫通可能。







本編では複数登場するのでプレバン限定ではなく一般発売してほしかったというのが正直な気持ちです。
結果的にクオリティの高いキットとなりましたが、リマスター版やM1アストレイあたりのタイミングで欲しかった気もしますね。


付属品「ES01 ビームサーベル」

エフェクトはクリアイエロー成形。
バックパックに1本装備された基部を取り外し、エフェクトを差し込みます。

サーベルホルダーの軸が細いので、パーツを抜き差しする際には折らないように注意してください。

アクション!

ストライクダガーのビームエフェクトはイージスガンダムのサーベルと同じ黄色です。






設定では1本のみですが、キットには2本分付属。

少しお得です。

一部パーツの換装。

サーベルホルダーと中央の蓋を取り外すことで各ストライカー、パラシュートパックを背部に装備することが可能となります。

付属品「パラシュートパック」

こちらは今回初の立体化となっております。
全4パーツの簡単な構成なので特に可動ギミックはありません。

オーブ解放作戦時に降下部隊が装備していたオプションユニット。
降下時にパラシュートが開くようになっています。

あんまり印象深いオプションではないので、意識してアニメを見ないと気付かないかもしれませんね。
作品は異なりますが陸戦型ガンダムのパラシュートパックに似ています。

パラシュートパックを装備するとビームサーベルが使えなくなるという。



付属品「M703k ビームカービン」

ダガーL用の武装ですがランナーの都合上付属しております。


少しお得ですね。

余剰パーツ。
HGCEエールストライクガンダムのフレームパーツが一部余ります。

エールストライカー。

設定ではストライカーパックの装備は不可能ですが、プラモデルオリジナルの遊び要素としてこのようなカスタムが可能。

ジェットストライカー。


バズーカ。

グランドスラム。


ドッペルホルン連装無反動砲。


マルチランチャーパック。


もちろんストライクガンダム側にパラシュートパックを取り付けて遊ぶことも可能。

見た目のシルエットが少し変わるのでこれはこれで面白いですね。

ウィンダム

パチ組み。

後ろ姿。

頭部。

以上「HG 1/144 ストライクダガー」レビューでした。
関連
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・HGCE ウィンダム&ダガーL用 拡張セット
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