ROBOT魂 <SIDE MS> MS-06Z サイコミュ試験用ザク ver. A.N.I.M.E. の紹介です。
発売日 2023年1月25日 価格 8250円
パッケージ裏。
MS-06Z サイコミュ試験用ザク
後ろ姿。
サイコミュ・システム実装計画(通称「ビショップ計画」)のテスト機となったMS「サイコミュ試験用ザク」がver. A.N.I.M.E.になって登場!
こちらはプレミアムバンダイ 魂ウェブ商店 限定の商品となっております。
1984年発売の「1/144 MSV」シリーズでプラモデル化されておりますが、完成品のアクションフィギュアは今回が初。
当時は「Zタイプ・ザク」と呼ばれていたので、そちらの名前の方がなじみ深いという人も多いのではないでしょうか。
バストアップ。
上半身は以前発売した「ROBOT魂 高速機動型ザク」と共通の造形。
成形色や各部の塗装、マーキングの仕様が異なります。
モノアイは濃いピンク。
段が付いているので少し立体的な造形になっています。
ダクト内部はゴールドの塗装。
MSVシリーズらしい時代を感じさせるラインのマーキングが特徴的ですね。
後部アンテナはプラスチック成型。
予備アンテナパーツが付属しているので安心ではありますが、かなり細いので破損には注意が必要です。
上部パーツを取り外し、内部パーツを回すことでモノアイの位置を変えることが出来ます。
可動は左右のみなので上側にモノアイを配置することは出来ません。
色分けは基本的にパーツの成形色がメイン。
胸部のブラック部分はややゴールドの粒子が混ざったような特殊な色味になっています。
ゴールドのスラスターノズルは別パーツ構成で前後に可動します。
背部。
バーニアノズルはすべて独立して可動。
ノズル中央の穴には付属のエフェクトパーツを取り付けることが出来ます。
腕部はまさにジオングのプロトタイプといったデザイン。
高速機動型ザクよりも彩色箇所が多めです。
ちなみに「3」のマーキングは「サイコミュ試験型ザク(MS06Z)」の3号機を意味しております。
Zタイプは全3機製造されており、2号機の方は高速機動型ザクへと改修されています。
ハンドパーツ。
指の付け根がそれぞれボールジョイント接続になっており可動します。
付属品「差し替え用ハンドパーツ」
こちらは指はまっすぐ伸びた状態になっているので、好みで付け替えて遊べます。
腕部のパネルラインは一部が蓋になっており取り外し可能。
3ミリ穴が隠されています。
脚部。
パイプは軟質パーツになっています。
後ろから。
オリーブグリーンの渋い色味がかっこいいですね。
膝下のマーキング。
ソール部分が分厚く、ザクとドムの中間のようなデザイン。
側面のノズルはボールジョイント接続になっているのでぐりぐりと動きを付けることが出来ます。
足裏の造形。
股下の小さいノズルは固定ですが、リアスカート裏にある2基のノズルはボールジョイント接続で独立可動。
スタンドを差し込む接続穴が開いています。
首は引き出し式で上下に可動。
もちろん頭を左右に振ることも可能です。
腹部の関節。
付け根の2軸可動とジョイントの引き出しにより、非常に自由度の高い可動域になっております。
本来の設定なら一切動かないであろう胴体が気持ち悪いほどよく動く。
関節を引き出すとデザインが破綻してますが、アクションフィギュアならではの遊び要素ですね。
もちろん腰を大きく捻ることも可能です。
肩は軸可動により、がっしりとしたポージングが可能。
肩の部付け根からの跳ね上げや、二の腕の回転など、見た目に反してよく動く構造です。
肘は一軸で約90度以上曲がります。
手首はボールジョイント。
さらにハンドパーツ側に関節が設けられている為、手は少し下方向に角度を付けることが出来ます。
腰回りの可動。
フロントスカート、サイドスカートが跳ねあがる構造。
膝は2重関節ですが角度は大体90度ほど。
パイプは軟質パーツなので、膝と追従して曲がります。
足首はダブルボールジョイント。
かなり接地性が高く、安定感があります。
股は少し前後に可動する構造。
こんな寸胴体型ですがハイキックもこなせます。
アクション!
サイコミュ試験用ザクは「MSV」に登場するジオン軍が開発したニュータイプ専用試作型モビルスーツ。
サイコミュシステムをモビルスーツに組み込むことを目指す「ビショップ計画」に基づき、計3機ほど製造されております。
本機は計画名からそのまま「ビショップ」と呼ばれることもありますね。
MS-06FザクⅡが母体になっておりますが、ビーム兵器を運用する都合上ザクとしての意匠は頭部に面影を残す程度でメインフレーム以外はほぼ別物。
オールレンジ攻撃用の有線式5連装メガ粒子砲を装備しており、後のジオングに繋がる重要な機体になっています。
立体物では1/144スケールの旧キットが代表的。
あとはガシャポン戦士やプライズのキーホルダーなどでフィギュア化されています。
ゲームではGジェネシリーズやギレンの野望をはじめ、最新作のガンダム U.C. ENGAGEに登場。
まさかここまでアクティブに動くサイコミュ試験用ザクが手に入るとは思いませんでしたね。
付属品「腕部ケーブル ×2」
肘下からパーツを取り外し、ケーブルを間に差し込み接続します。
別売りのスタンドパーツを腕部に差し込む事でより安定したディスプレイが可能。
付属品「バーニアエフェクトパーツ」
長さが異なるエフェクトが合計7本あり、バーニア等に差し込むことが出来ます。
脚部に小サイズエフェクトが2本。
背部には中サイズエフェクトが3本。
リアバーニアに大エフェクトが2本。
接続穴はすべて共通なので、好きな場所にエフェクトを配置することができます。
胸部スラスターにも対応。
付属品「メガ粒子砲エフェクト」
指先に取り付けるパーツで 大、中、小と長さが異なります。
バーニアエフェクト、メガ粒子砲エフェクトは「ROBOT魂 高速機動型ザク ver. A.N.I.M.E.」に付属していた物と同じ。
5連装メガ粒子砲
試験機なので武装はこれだけ。
ROBOT魂 高速機動型ザク ver. A.N.I.M.E.と並べて。
足が付いているのでサイコミュ試験用ザクの方が全高が高め。
後ろ姿。
上半身、腕部、頭部は基本的に共通造形になっていると思います。
台座とエフェクトの数が少ない分、価格は今回のサイコミュ試験用ザクの方がやや安め。
ビショップ計画の集大成!
以上「ROBOT魂 サイコミュ試験用ザク ver. A.N.I.M.E. 」レビューでした。
関連
・MIA ジオング
・HG 高機動試作型ザク
・1/144 MSV 高速機動型ザク
・ROBOT魂 高速機動型ザク ver. A.N.I.M.E.
・ROBOT魂 サイコミュ試験用ザク ver. A.N.I.M.E.
ポージングと構図、どちらも良く考えられていて素晴らしい写真ぞろいだと思いました。自分もこういうブンドド写真撮れるようになりたいなぁ。