ユニファイブ 究極造形可動 ヒュッケバインMk-II ノーマルカラー の紹介です。
発売日 2005年4月下旬 価格 7800円
パッケージ裏。
こちらはユニファイブ(バンプレスト)から発売された1/144スケールの完成品合金トイ。
細部まで細密に再現されたディテールとダイキャストによる重厚感で、まさにすべてを兼ね備えた究極のアクションフィギュアとなっております。
RTX-010-01 ヒュッケバインMk-II
後ろ姿。
ヒュッケバインMk-IIは当時ボークスのフィギュア(2003年)が発売されておりましたが、フルアクションフィギュアはまさに待望の商品化。
ちなみにコトブキヤから発売されたプラモデルのヒュッケバインMk-Ⅱは2006年リリースになります。
究極造形可動は価格が8000円と非常に高額でなかなか手が届かないといった敷居の高さが正直ありましたね。
そしてダイキャストの重さに負けてしまう関節の弱さ、破損のしやすさなどの欠点があるので当時はあまり売れていなかった印象です。
バストアップ。
自ら 究極 と謳っているだけあって当時の立体物の中だと比較的見た目はいい感じ。
頭部。
各部はすべて塗装による再現。
側面のブレードや頭部アンテナ等はシャープな造形。
やや濃いめのスミ入れが施されています。
頭部はボークス版よりもひさしが浅く、ツインアイがはっきりと見えるように造形されているといった感じです。
再現度はボークスの方が高いような気がします。
頭部後ろ。
センサー部も彩色済み。
ボディ。
ヒュッケバインMk-Ⅱは濃紺なカラーリング。
胴体の黒い部分はすべてダイキャストパーツが採用。
フィギュアの合金率が結構高いのでずっしりとした重みがあります。
足の可動に配慮してフロントアーマー、サイドアーマーはPVCの軟質パーツが使用されています。
ただ見た目の質感が異なるのと、劣化によるパーツ表面のベタつきが発生してしまうという欠点がありますね。
腕部。
こちらは肩アーマー含めてプラスチック成型でハンド部のみPVCが使用されています。
脚部。
太ももパーツから膝、脛までほぼすべてダイキャストパーツによる構成。
アンクルガードがPVC、足はプラスチック成形です。
後ろから。
足裏造形。
バックパック。
左右のスタビライザー。
プラスチック成形でシャープかつカッチリとした見た目。
頭部はボールジョイント接続で可動。
上下左右全く問題なくスムーズに動かせます。
胴体は腰の部分でボールジョイント接続。
多少ですが背中を反らせることが出来ます。
肩は少しだけ前後にスイング。
腕は肩アーマーに干渉せず横に開くことが出来ます。
肘は一軸可動で約90度まで曲がる程度。
二の腕にはロールがあります。
バックパックはスタビライザーの付け根がボールジョイント接続。
膝は一軸で約90度まで可動。
太ももの付け根部分でロール可能です。
足首はボールジョンと接続。
つま先は少しですが上方向に可動します。
アクション!!
アクションフィギュアとしては申し分ない可動範囲といった感じでよく動く方だと思います。
ただダイキャストの重さが逆に悪さをしており、特に足の付け根が重さに負けでヘタレやすくなっています。
ボールジョイント受けはシリコンスプレーやパーマネントマットマットバーニッシュで調整したほうがいいですね。
経年劣化等もあるかと思いますが関節強度が若干弱めで、遊んでいる最中に肩の軸が破損し、左右のサイドアーマーの軸がねじ切れました。
未開封2000円くらいで購入したんですが、定価を考えるとだいぶ遊ぶのが怖いフィギュアです。
付属品「チャクラムシューター」
腕部に挟み込むように取り付けます。
ただ接続がかなり弱く、すぐポロリと抜け落ちてしまいます。
チャクラムシューターの展開ギミック。
まず後部の蓋が開閉。
中にはチャクラムが内蔵されています。
中間部分を少し上方向にスライドさせることでチャクラム発射状態になります。
GO、チャクラムシューター!
チャクラムは取り外し可能で、さらに刃展開時のチャクラムが付属。
ただ、専用スタンドやリード線等が付属していないので一緒にディスプレイすることは基本的にできません。
発射後チャクラムからは回転ノコギリのような刃が出現し、ワイヤーと併用して敵機に巻き付け切断。
T-LINKシステムとも連動しており、念動力者が使用すれば複雑な軌道でチャクラムをコントロールすることが可能です。
付属品「フォトンライフル」
グリップはハンドパーツと一体になっているので丸ごと差し替えになります。
ボークスのアクションフィギュアと同じ方式ですね。
付属品「ビームソード」
ソードはクリアピンク成形で柄の部分はダークブルーの塗装になっています。
ハンドパーツは右手のみ専用のものが付属。
スパロボαでの名称はライトソード。
こちらの究極造形可動は「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION」名義になっています。
付属品「Gインパクト・キャノン」
ハンドパーツはグリップと一体になっているタイプ。
ヒュッケバインに装備させる際にはハンドパーツごと差し替えになります。
股間部ラッチのギミック。
カバーが開きます。
Gインパクトキャノンの後部を股間に接続。
これでがっしりとホールドすることが可能。
長い砲身はプラ成形でグリップや砲口辺りはPVC成形になっています。
ホワイト部分は塗装による再現です。
グラビコン・システムにより発生した重力場を光線状に発射するキャノン砲。
付属品「パーソナルファイター」
後ろ姿。
脱出ポッドを兼ねた小型戦闘機。
かなり細かな塗装で再現されています。
ガンダムで言うところのコアファイター的な存在で、設定ではヒュッケバインMk-Ⅲとの互換性があるそうです。
そういえばスパロボαでMk-ⅡからMk-Ⅲの乗り換えるイベントがあったような気もします。
後部にはヒュッケバインMk-Ⅱの頭部が隠れています。
上部のパーツを外すと実際に頭部パーツが付いていました。
下部。
実際にヒュッケバインMk-Ⅱから分離するギミックはありませんが、立体物としてはこれが唯一無二だと思います。
付属品「スタンド」、「スタンド支柱」
ブラックのシンプルな形状でベース部分には名前がプリントされています。
実際にディスプレイするとこんな感じ。
ガンダム系の玩具で例える所のGFFシリーズに近い感じですね。
1/144スケールで全長は約14センチ。
同スケールのガンダムと並べるとだいぶ大きめに見えます。
ユニファイブの究極造形可動シリーズは他にアルトアイゼンとヒュッケバインMk-IIトロンべが販売されています。
以上「ユニファイブ 究極造形可動 ヒュッケバインMk-II 」レビューでした。
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