MOBILE SUIT IN ACTION!! ZZガンダム の紹介です。
発売日 2002年9月 価格 1500円
MSZ-010 ZZガンダム
後ろ姿。
国内販売を前提に商品化されたMIAの二期シリーズ。
可動範囲が広くなりアクションフィギュアとしてより飛躍した商品となっております。
ZZガンダムは旧パッケージ版、パッケージリニューアル版(再販)の2種類が存在しているんですが、大きな違いは無いようです。
バストアップ。
ノンスケールながらも他のMIAより一回りほど大きく造形されている為、見た目にボリュームがあります。
頭部。
首パーツのメカディテールが再現されている所が好印象。
正面よりも横顔のほうがかっこよく見えるかも。
額の「ハイメガキャノン」が少しズレた状態で接着されていたので、複雑な造形故にフィギュアによって結構個体差がありそうですね。
胸部。
ボディには部分的にスミ入れが施されています。
成型色はホワイトではなく、ほんのりグリーンの色味になっているところが特徴です。
バックパック。
ビームサーベルラックとブースターノズルが可動。
バックパックは下半身側にボールジョイント接続されています。
MIAシリーズとしてはかなり珍しい構造ですね。
肩部バインダー。
こちらは軸可動で回転し、バインダーの位置を変えることが出来ます。
腕の可動。
肘は二重関節が採用されているのでかなりよく動きます。
下半身。
脛部ディテールの細かさなど見た目の情報量が多め。
脹脛。
みっちりとパーツが詰まっており、かなりずっしりとしたデザインです。
リアアーマー部分。
前後可動に加えてウイングが上下に可動します。
足裏造形。
脚部スラスターやバックパックのノズル内部までしっかりと塗装されているので後ろ姿もかっこいいですね。
ZZガンダムと言ったら劇中でも印象深い変形合体分離ギミックですが、MIAでは全てオミットされています。
ただその分、フィギュアとしてはかなり頑丈でプロポーションも非常によく再現されていると思います。
「ウイングシールド」
Gフォートレスおよびコア・トップ形態時には主翼となるウイング・バインダー。
シールドとしての使用も可能で、ウイング部を二枚重ねにした場合には単機能のシールドに勝る強度を備えています。
大、小のウイングはそれぞれ独立して可動し、少し折り畳むことも可能。
ビームキャノン兼ハイパービームサーベル。
サーベルラックごと前後に可動します。
「ダブルキャノン」
キャノンモードでは2連装メガビームライフルに匹敵する出力。
砲身を自在に操作できるため広範な射角を有しています。
バックパックのギミック。
上部ハッチを開くことができます。
「21連装ミサイルランチャー」
AMA-13S熱誘導式ミサイルを42発装備しており、Iフィールドや対ビームコーティングを有する機体に対して有効です。
付属品「ダブルビームライフル」
正式名称は「2連装メガビームライフル」。
ビームライフルサイズの手持ち兵装ですが、出力は百式のメガバズーカランチャーに匹敵する程。
センサー部分が塗装されています。
武器が大きめに造形されているので見た目に迫力があるんですが、肩に担がないとうまく持たせることが出来ません。
全てPVC成形なので重量もかなり重めです。
2つの砲身はそれぞれ付け根部分で可動。
付属品「ライフル用ハンドパーツ」
持ち手は右手用のみ付属。 手の平には穴が空いており、グリップに設けられた突起部分を差し込むことで保持します。
コクピット部分。
可変ギミックはありませんが、コクピット部もしっかりと作りこまれていますね。
ビームライフルのマウント。
バックパックのサーベルラック横に取り付け可能です。
付属品「ハイパービームサーベル」
従来付属するサーベルエフェクトとは異なりかなりの太さと長さがあります。
エフェクトは1本のみの付属ですが文句なしのボリュームですね。
ガンダムのビームサーベルと比較するとまさに圧倒的な大きさ。
実際に並べるとその差がよく分かるかと思います。
パワーがダンチだ!
モビルスーツほどのサイズもある隕石を丸ごと両断した他、ドーベン・ウルフ数機を一振りでなぎ払うほどの威力。
付属品「サーベル用ハンドパーツ」
流石に握れるサイズではないので専用の持ち手が左右に付属しています。
両手持ちが再現できる所が嬉しいですね。
「ビーム・サーベルの出力を上げれば!!」
長さや太さゆえに取り回しが悪い所が難点ですが、この迫力とボリュームには大満足。
「銃身が溶けてもいい!最大出力で発射だっ!!」
「ハイメガキャノン!いっけぇぇぇ!!!」
付属品「台座」
バックパックの重みが原因で後ろに傾いてしまうので、自立補助用の台座となります。
MIAZZガンダム2体分の武器を装備させてみました。
MIAシリーズで 強化型ZZ や フルアーマーZZ が発売されなかった所が少し残念ですね。
ネオジオン側もキュベレイMk-II(黒、赤)のみの発売でコレクション性が高いMIAシリーズとしてはかなり寂しいラインナップになっています。
代わりにHGUCシリーズではネオ・ジオン系のMSが多く商品化している印象ですね。
ガンダムチーム!
Zガンダムは劇場公開と合わせた商品展開が続いたため豊富なラインナップ。
MIAでもガンダムチームが揃うと圧感ですね。
プル「ジュドー…上!」
「もらった!!」
「ハマーン!?」
「ふっ……一騎討ちと言ったろ。」
「その潔さを、なんでもっと上手に使えなかったんだ! 持てる能力を、調和と協調に使えば、地球だって救えたのに!」
「帰ってきてよかった…強い子にあえて……」
「ハマーン!!」
以上「MIA ZZガンダム」レビューでした。
関連
・MIA Zガンダム ティターンズ バージョン
・MIA Zガンダムエゥーゴ・カラバ所属 アムロ・レイ仕様機
・MIA ガンダムMk-II 特別プレミアムフィギュア
・MIA ZZガンダム