
MOBILE SUIT IN ACTION!! Zガンダム グリーンダイバーズバージョン の紹介です。
価格 3000円

こちらは2002年3月に発刊されたムック本「GUNDAM REAL TOY COLLECTION」の誌上限定商品。
応募者全員サービスで3000円の振込領収書と本に付属する応募用紙を送ることで購入可能となります。

パッケージ裏。
外箱は通常の「MIA Zガンダム」と同じものが使用されています。

MSZ-006-3 Ζガンダム3号機

後ろ姿。

2001年8月に公開されたプラネタリウム上映作品「ガンダム新体験 ‐0087‐ グリーンダイバーズ」に登場するZガンダムのバリエーション機。
パイロットは「カラバ兵士(CV 古谷徹)」で、窮地に立った主人公の姉弟の救出するためカラバより飛来した。

デザインは藤田一己氏によるものでホワイトのボディとパープルラインが特徴。
MIAの他にもHCM Pro、可変戦士、 S.C.M、GフレームなどZガンダムのカラバリとして立体化される機会が多い印象がありますね。

バストアップ。
当時はすでに「Ζガンダム・セカンドバージョン」が発売されていましたが、本体は非変形の「MIA Zガンダム(1st)」がベースになっています。

頭部。
一般発売されていたMIAZガンダムよりも塗装精度が上がっており、比較的綺麗な仕上がりです。

作品のCGモデルを元に複雑な配色を完全再現。
ダークグレーで塗装された顎の部分など通常のZガンダムよりも彩色箇所が部分的に多くなっていますね。

頭部後ろ。
センサー類はブルーの塗装。

ボディ。
初期シリーズがベースなので各部のスミ入れもかなり濃くなっています。
パープルラインはタンポ印刷等ではなく手塗りがメインみたいですね。

左肩には「A」マーク。
後にアムロが搭乗する「アムロ専用ゼータプラス」の左肩にも同じマークが付いています。

腕部。

肩アーマーの横や腕など細かの部分もイエローの塗装が施されています。

フライングアーマー。
ウイングの展開ギミックはありませんが、収納されたウイング部分がしっかりとホワイトの塗装になっているところが芸コマです。

ロングテール・バーニアスタビライザー

可動はテールスタビライザー部分のみ。
PVCパーツ同士の接続ということで、スタビライザーとフライングアーマーは軸と穴が反発してポロリしやすくなっています。

脚部。

やっぱりスミ入れのブラックの主張が大分激しく見えますね。
多少の色のはみ出し等はご愛敬という事で。

後ろから。
スラスターノズル内側など細かな部分まで彩色されています。

足裏。

アクション!

ベースが初期のMIAなので可動は狭く全体的にぎこちない感じですね。

足があまり横に開かないのでポージングも限られてしまいます。




付属品「シールド」

こちらも機体に合わせたホワイトの塗装とパープルのラインが入っています。

シールドは肘の接続穴に取り付けることで保持。

付属品「グレネードパック」

シールドと選択式で左右の肘に取り付け可能。

2連装のグレネードランチャーが内蔵されています。

付属品「ビームライフル」

ブラックカラーで部分的にイエローの塗装が施されております。

グレーのパーツはエネルギーパックで取り外し可能。

型式番号XBR-M-87A2。
長銃身・高威力のZガンダム専用ライフルでガンダムMk-IIと共通のEパックを使用し互換性が保たれています。

ライフル保持用の専用ハンドパーツが付属。
劇中では銃口からロングビームサーベルを生成することが可能ですが、ギミックは再現されておりません。




付属品「ビームサーベル」

こちらもサーベル保持用の専用ハンドパーツが付属。
ビームサーベルはグリップと一体造形になっています。

初期のMIAは全体的にグリップの握りが甘いので、安定感がなくすぐ手から落ちてしまいますね。



ビームサーベルは2本付属しています。

付属品「ハイパーメガランチャー」

見ての通り大ボリューム。
ハイパーメガランチャーは全パーツPVC成形なのでかなりの重量があります。

Ζガンダム用に開発された対艦攻撃用兵装。
グリーンダイバーズ本編では使用されなかった武器という事もあってか、グレー1色のみで彩色箇所がありません。

サイドグリップの可動。

左側のカバーが開閉。
内部にはグリップが内蔵されています。

下側のグリップ。

こちらも同じくカバーが開閉。

脇に抱えながら両手で持たせることが出来るんですが、言わばゴムの塊なのでMIAの腕関節だとかなり厳しいですね。

ちなみに右側のサイドグリップカバーの開閉と砲身のスライドギミックは省略されています。

本編で使用しない武器もしっかりと付属しているところがいいですね。
まさにおもちゃ独自の遊びが楽しめると思います。


通常のZガンダムと比較。

後ろ姿。

彩色箇所の多さからだいぶ豪華仕様になっているという事が分かるかと思います。

違うんだよ、かーちゃん。

後ろ姿。

初期Zガンダムは結構カラバリ商品が多めで、この4体の他にもまだ数体あります。
ペイントの違いやタンポ印刷の有無など個性の出し方に違いがあるところが面白いですね。

ハイパーメガランチャーのカラーパターンもそれぞれ異なります。

アムロ専用機夢の共演。


こちらが全員サービスの対象となっているムック本「GUNDAM REAL TOY COLLECTION」。

ページにはグリーンダイバーズに登場したZガンダムのCGモデルが載っています。

CGモデルから配色を忠実に再現したのが今回のMIA。
初期のMIAなので変形ギミックまで再現されてないところが惜しいですね。






以上「MIA Ζガンダム グリーンダイバーズバージョン」レビューでした。
おまけ。

ホビージャパン2001年12月号参照。


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