
メガハウス ハコラマ 機動戦士ガンダム ドキュメントファイル 〜0080 ポケットの中の戦争、第08MS小隊〜 の紹介です。
発売日 2004年10月13日 価格 480円
箱の中に凝縮されたリアルなジオラマが今、ガンダムの名場面を物語る!

こちらは2004年にメガハウスから発売されたトレーディングフィギュア「ハコラマ」。
箱の中にガンダム作品の1シーンを再現したコンテナボックスタイプのジオラマ、ヴィネット系のフィギュアとなっております。

ラインナップは。
・連邦軍ボックス メンテナンスドッグ (アレックス)
・連邦軍ボックス 被弾 (ザクⅡ改)
・連邦軍ボックス 市外地戦 (ガンダムEz-8)
・連邦軍ボックス 回収 (初期型ジム)
・連邦軍ボックス 熱砂戦線 (陸戦型ガンダム)
・ジオン軍ボックス メンテナンスドッグ (アレックス)
・ジオン軍ボックス 被弾 (ザクⅡ改)
・ジオン軍ボックス 市外地戦 (ガンダムEz-8)
・ジオン軍ボックス 回収 (初期型ジム)
・ジオン軍ボックス 熱砂戦線 (陸戦型ガンダム)
全10種類。
ブラインドボックスタイプなので中身はランダムですがおそらく1ボックスで全種揃う仕様になっていると思われます。

連邦軍ボックス、ジオン軍ボックスと仕様違いのフィギュアが2パターン収録されているので、素直に買い揃えようとするとなかなか困難ですね。
正直当時はあまり売れなかった商品なので、以降シリーズ化させることなく第1弾のみで展開が終了しております。

内容は 彩色済みフィギュア、ジオラマパーツ、ボックス の3点。

ジオン軍ボックス メンテナンスドッグ (アレックス)

コンテナを模したボックスは横6センチ、縦4.5センチの長方形でプラスチック成型。
中身によってコンテナ外装のディテールが異なります。

正面と上面をパカっと展開。

開いたボックスの中に付属のフィギュアを配置します。

これで完成。
予め中身がジオラマになっているのではないので、この状態からの折り畳みは出来ません。

メンテナンスドッグ (アレックス)

「0080 ポケットの中の戦争」から整備中のNT-1アレックスを見つめるクリスチーナ・マッケンジー。

全体的に汚し塗装が施されており彩色箇所が多め。
トレフィグ系だとアレックスはあまりラインナップされないので結構珍しいですね。

頭部。
見て楽しむヴィネット、ジオラマ系フィギュアなので可動は一切ありません。

ボックス内側がフル塗装なので1つ500円するのも納得。
ただ当時の感覚だと500円のブラインドボックスはなかなか買うのに勇気がいる価格ですね。

胸部のチョバムアーマーが開いた状態になっています。

足場。

足場はクリアパーツ成型で手すりや枠の部分がかなり丁寧な塗装で表現されています。

パイロットスーツのクリスチーナ・マッケンジー。
人間フィギュアは鉄道模型のミニチュアみたいなサイズ感。

整備員。
置き場が良くわからないのでとりあえずアレックスの肩に乗せてみました。

ちなみにバージョン違いの連邦ボックスは、アレックスの頭部がクレーンで吊るされた状態になっています。

フィギュアサイズはこんな感じ。
ボックスに納まる大きさなのでアレックス本体がだいたい5センチくらいですね。

ジオン軍ボックス 被弾 (ザクⅡ改)

パカっと展開。
こちらのボックスは中身が空っぽ。

開いたボックスの中に付属のフィギュアを配置します。

「0080 ポケットの中の戦争」から修理終了後のザクⅡ改がモチーフ。
全体的にブラウンの汚し塗装が施されています。

頭部。
モノアイの目線の先には…

アルフレッド・イズルハ。
塗装が結構大雑把なので分かりにくいんですが、ザクの手の上にはアルが乗っています。

アルをやさしく見守るバーニィ。

肩のシールド。
鉄のような質感や縁の部分の塗装などかなり丁寧な仕上げになっています。

脚部。
足裏のディテールも再現。

ノンスケールなので先ほどのNT-1アレックスよりも全身モデルのザクⅡ改の方がサイズが小さ目。

連邦ボックス版はおそらくフィギュアの塗装が少し異なる仕様になっていると思います。

実際に比較して見ないと違いは分からないかもしれませんね。

着地した際にえぐれた地面。

フィギュアと背景は別造形なので分離可能。

箱型ジオラマというコンセプトですが、正直ザクⅡ改は箱の中に納まっている意味があまりないフィギュアですね。
やや面白味に欠ける所はありますが、シチュエーションとフィギュアの出来に関してはとてもいいと思います。

連邦軍ボックス 市外地戦 (ガンダムEz-8)

こちらは横方向に展開するボックス。

開いたボックスの中に付属のフィギュアを配置します。

第08MS小隊よりグフカスタムと戦闘中のガンダムEz-8。

倍返しだー!の後のシーンがモチーフになっていると思われます。
後ろに量産型ガンタンクがいると分かりやすいかもしれませんね。

PVC成形でセンサーなど各部細かな塗装が施されています。
寝そべったようなポージングなので頭部などの細かな部分が見えにくい。

ジオラマ部分。
箱の内側には道路やビルがデザインされています。

このハコラマだけ特殊なギミックがあり、正面側に窓が付いています。

では窓から中を覗いてみましょう。

ノリス目線?
ジオラマフィギュア系としては今までになかった新しい試みですよね。

ちなみに窓の内側は立体感や遠近感が出るように斜めに建物が配置されています。

巨女だ…!
これはこれで新たな遊びが出来そう。

連邦軍ボックス 回収 (初期型ジム)

こちらは一部パーツを取り外してから展開。

開いたボックスの中に付属のフィギュアを配置します。

第08MS小隊に登場する先行量産型ジム。
作中の冒頭でテリー・サンダースJrが操縦していた機体でジム改宇宙戦仕様に近い造形になっています。

死神サンダースが救助させるシーンをイメージしたフィギュア。
初期型ジムの立体物はかなり珍しいのではないでしょうか。

胸部はコクピットハッチが開いた状態。

頭部。


他のフィギュアとは違いダメージ表現にこだわった仕上げになっていると思います。

背部。

コンテナ内部はこんな感じ。

連邦軍ボックス 熱砂戦線 (陸戦型ガンダム)

横方向に展開するタイプ。
なんとこちらのコンテナは中にガンダムが入った状態になっていますね。

付属パーツを取り付けて完成。

第08MS小隊より待ち伏せする陸戦型ガンダム。

他のハコラマとは違ってMSのサイズが大きめ。
頭部だけですが1/100くらいのスケール感になっています。

印象深いシーンとはいえフィギュア化するにはなかなかマニアックなシチュエーションですね。

頭部。
顔横のアンテナが伸びた状態になっているところが芸コマ。

ビームライフル。

正面から。

ちなみにこのハコラマだけ角度調整用のパーツが付属しています。
すこし下面を曲げた方が正面からの見映えが良くなりますね。

カモフラージュの迷彩柄パーツは取り外し可能。

この見せ方はアイディア賞ですね。
ほぼ頭と腕だけでシーンを再現しているところが面白いと思います。

5種類並べて。
ダメージ加工やウェザリング塗装、ボックス含めて作品になっている物だったりと多種多様ですね。
それぞれ1種ずつバージョン違いがありますが、基本的にこの5種があれば十分だと思います。

一応シリーズとして第二弾も予定されていたようですが、文字情報だけで一体何を出す予定だったのかはわかっておりません。
2004年なのでだいぶ年代物ですが、もし見かけたら買ってみてください。

以上「メガハウス ハコラマ 機動戦士ガンダムドキュメントファイル」レビューでした。
おまけ。


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・ROBOT魂 ガンダムNT-1 ver. A.N.I.M.E.
・ROBOT魂 ザクII改 ver. A.N.I.M.E.
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・ROBOT魂 ガンダムEz-8 ver. A.N.I.M.E.
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