
NECA スコーピオンエイリアン の紹介です。
(NECA Alien 7 Scale Action Figure Kenner Tribute Ultimate Scorpion Alien)
発売日 2019年 3月

1990年代に発売されたケナー社の玩具を元にNECAの独自解釈でリメイク、アレンジを加えた「Kennerトリビュート」シリーズ。
当時の面影を残したままリアルを追求、さらにプロポーションや造形が現代風にアップグレードされています。

スコーピオンエイリアン(Scorpion Alien)

後ろ姿。

スコーピオンエイリアンはその名の通り「サソリ」を宿主とするエイリアン。
見た目はエイリアン2のウォーリアーそっくりですが各部に細かな突起が追加されています。

頭部。
ベースはやっぱりウォーリアータイプで頭部の長さや顔周りなど特徴的な要素が良く似ています。

上部は全体的に突起が多いデザイン。

元ネタとなるケナーの玩具もウォーリアー寄りのビジュアルなので、リアルな姿になってより解像度が上がりましたね。
見た目のインパクトは薄めですが、シンプルにゼノモーフとしてかっこいいと思います。

カッパー塗装が施されているという事もあってか少しレトロな雰囲気。

口の開閉。

下顎を下ろすことが出来ます。

インナーマウスの伸縮。
エイリアンならではのギミックで、口内部のインナーマウスがスライド可動します。

胸部。
中央にトゲが追加されています。

スコーピオンエイリアンの一番の特徴は背部のデザイン。
先端が尖った長い管が上向きに沿って4本生えています。

この特徴的な管がどんな目的で生えているのかは謎ですが、元ネタの玩具デザインからこのような形状になっています。

腕部。
筋が多めのディテールで二の腕、肘下あたりのパーツは新規造形です。

ハンド部。
中指の2本が長いオーソドックスなタイプ。

脚部。

元ネタになっている玩具のデザインを継承しているので大腿部は空洞になっています。
地味ながらも他のゼノモーフには無い特徴ですね。

後ろから。

足。

尻尾。
ベンダブルギミックになっているのでグネグネと動きを付けることが可能。

尻尾の先端はサソリをモチーフとした毒針が付いています。
ちなみに毒針から獲物を麻痺させる毒を分泌するとの事。

アクション!

アルティメット素体なのでよく動きますが、ネカのフィギュアは全体的に関節が硬いので動かしにくさがありますね。
あとインナーマウスにロック機構が無いので口を開けるとすぐ飛び出してしまいます。

スコーピオンエイリアンという名前ではありますが、ビジュアル的にもサソリ要素が薄め。
ゼノモーフの能力に加えてトゲ付きのボディと尻尾の麻痺毒が武器になります。

スコーピオンは死にそうになると自らの体を破裂させ、肉片や体液を撒き散らすといったきわめて厄介な能力持ち。
元ネタとなる玩具には「パーツがはじけ飛ぶギミック」が搭載されています。

わらわら出てきて、死に際に爆散するというほんと迷惑なやつです。










全長は大体25センチです。

おまけとして付属しているコミックス。
こちらはケナーの玩具に付属していたコミックスの復刻で、当時品よりも紙質や印刷がかなりよくなっています。

中身はこんな感じ。

スコーピオンエイリアンの活躍を見ることが出来ますね。

パッケージのイラスト。

昆虫系という事でマンティスエイリアンと並べて。

エイリアンの世界はほんと奥が深い。



以上「NECA スコーピオン・エイリアン」レビューでした。
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