
ケナー タランチュラエイリアン の紹介です。
( Kenner Aliens Alien Arachnid with Sneak Attack & Venom Spray Action!)

パッケージ裏。

こちらは1994年にアメリカのケナー社から発売された「ALIENS」のオリジナル玩具シリーズ 。
日本では「野村トーイ」からローカライズされた商品がリリースされています。

タランチュラエイリアン (Alien Arachnid)

後ろ姿。

名前から「蜘蛛」を宿主として生まれたエイリアン。
正式名称はアラクニド(Arachnid)ですが、日本版では「タランチュラ」に名前が変更されています。

造形から頭部は「ビッグチャップ」のようなフードが付いたタイプ。
後部の冠が少しクイーンに似ていますが全体的に横長な形状です。

牙はシルバーの塗装。
クモの口をイメージしているので横からも牙が生えています。

頭部はゴリラエイリアンと同様の軟質素材。
故に経年劣化によるベタつきでゴミが付きやすかったり、裂ける可能性があるところが欠点です。

ちなみにギミックもゴリラエイリアンと同じ。
口の穴からスポイトのように水を吸い込み、勢いよく吐き出す「水鉄砲ギミック」が採用されています。

頭部後ろ。

足は左右合わせて6本なので昆虫に近いタイプ?
そもそもクモと言っても地球上に存在しているクモではなく、どこかの星の「クモと呼ばれる生物」が宿主になっていると思われます。

前足の内側にはたくさんのトゲ。
こちらは攻撃に使用するカギ爪で左右の足で相手をホールドすることもできます。

後ろ足。
それぞれ形状が異なります。

胴体部。
これがクモのボディと言われても…いまいちピンとこないですね。
レッドの成形色で一部ブラックの塗装、さらにゴールドのスプレーが吹きかけられた仕上げになっています。

後部。
お尻にはギミックに使用するレバーが付いています。

上から見るとよくわかりますが、実は左右非対称で脚の開き方が異なります。
やっぱりクモというよりも何かしらの昆虫といった感じがしますね。

下部。
胸部もちゃんとエイリアンの面影を感じさせるデザイン。
頭部裏までディテールがびっしりあるので思ったよりも気持ち悪いです。

可動は頭部の付け根が左右に回転。

アクション!!

ギミック重視のフィギュアなので可動部は首が回るだけ。
ポーズを付けることがあまりできないので、他のエイリアンよりも置物感がやや強めですね。

横広なデザインなので思ったよりもサイズが大きく、手に取った時にボリュームを感じられると思います。


後部のレバーを後ろに引くと。

脚部のロックが外れてスプリングの勢いで胴体が持ち上がります。

アクション!!

さらに高さがアップしてキワモノ度が増しましたね。

頭を高くすることで水鉄砲を撃ちやすくするといった玩具的な利点もあると思います。



ハサミの開閉ギミック。

後部のレバーを前後に動かすと連動して前部のハサミが開閉します。

パーツは引っ張られることによってハサミが閉じるといった構造なので閉じた状態での固定は出来ません。
動画で。

ギミック解説。

この2体は実質最後となったケナーエイリアンのシリーズ4。

頭部が旋回し酸を発射するタランチュラは戦車でスウォームエイリアンは戦闘ヘリのようなイメージがありそうな気がしますね。
どちらも昆虫タイプで数も多そうですし、連携されると大分厄介なエイリアンになるかも。





パッケージイラスト。
イラストだと頭部が赤の塗装で口からは緑の酸を吐いています。


以上「Kenner タランチュラエイリアン (Alien Arachnid)」レビューでした。
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